何かをやりたいけれど、何をやればいいのかわからない。
やりたいことはあるけれど、何もやらないうちに気がつくと時間だけが過ぎている。
私まさにそんな感じ
「やりたい」を「やる」に変えるのって難しいよね
「時を戻そう!」ができればいいけど
それは無理。
「何からやればいい」のかわからないまま時間が過ぎてしまうなら
一度手帳にやりたいことを書き留めてみて!
メモはNG!
どこかにいっちゃうから。
手を動かして文字を書くことで、ふとしたときに解決策を目にしたり、そのヒントを思いつくことがあります。
書くことで「アンテナを張っている状態」になっているんですよね。
やりたい「何か」を具体化できたり、
スケジューリングすることで、それがどんどん「できた」に変わっていく。
やりたいことができると自分に対する好感度が爆上がりするよ♪
「自分にとって大切なこと」の見つけ方
やりたいことはあるけど
気がつくと数か月過ぎちゃうんだよね
「やりたい」と思うことは沢山ありますよね。
でも、やりたいことも全部できるわけではない。
行動力があるのなら「やりたいならまずはやってみる!」とかできちゃうんでしょうけれど、それは正直なかなか難しい。
そこまで行動力がなくても、ちまたで見かける「ちょこっとだけやってみる」なんて方法でやってみることができる人もいると思いますが、
実際どうですか?
言うほど簡単じゃない
そもそも行動力があるなら、「やりたいけどなかなかできない」なんて悩みないだろうし
「ちょっとだけやってみる」って「ちょっと」だから簡単でしょ?と言われても、
この「ちょこっとやってみる」ハードルって意外と高いんですよね。
勉強のモチベ上がらないから
ちょっともできない
大学行きたいんじゃないの?
(受験生だろ、やれよ)
ではでは「やりたいこと」を「できる」に変える方法を考えてみましょう。
価値観を見つける
なかなかできない「やりたいこと」を「できる」に変えるのは、
自分の中の「強い想い」=「優先度の高い価値観」になってきます。
優先度の高い価値観ってなんなのかについてはコチラの記事にゆずりますが、
要は自分にとって「やりたいこと」は、どのくらい重要なことなの?って話です。
誰のためでもない「自分のため」の想いを大切にできれば後悔しない人生になると思うんですよね。
やりたいのに「できなかった」ことを一番がっかりして呆れるのって他でもない「自分」なので。
ほぼ毎月フランクリンプランナーという手帳メーカーの無料講座を受講しているんですが
以前こんな質問をしました。
- 手帳に書いたtodoをこなせないんです。どうすればいいですか?
-
それは自分との約束なので、叶えてあげてくださいね。
この「自分との約束を反故(ほご)にする」ことが私の中でものすごく自己肯定感を下げることだなと感じたんです。
決めたことができない
↓
自分はダメだなと思う
↓
テンションダダ下がる
できないと
自己肯定感
ものすごく下がるんですよ
でも逆に
自分で決めたことができた
↓
嬉しい
↓
テンション上がってさらにできる
好・循・環!
(我ながら単純)
フランクリンプランナーだと、この「価値観」を見つけるために
ミッションステートメントを書いたり目標設定用紙を書いたりするんですけど、
これってただ書いてみるだけじゃ、ちょっと行動まで実現させるのって難しくてできないんですよね。
コチラで紹介している本でじっくりやれば私でも価値観の深掘りができます。
ゆっくり自分の価値観を見つけるのにとてもおすすめ♪
1年に一度
やりたいと思っている
けど実際はこんなもん
やりたいことリスト
もうちょっと簡単に「やりたいこと」を実現させる方法ないのかな?と思った時に見つけたのが、
「やりたいことリスト」を作ること。
これは結構簡単です。ただ、やりたいことを書き出して行くだけ!
ドイツに行きたい→ドイツに行く
こんな感じに「〜したい」ではなくて断定して書いています。
ちょっと考えただけで50個くらいパパッと出てきました。(欲深)
無心で書き連ねていくと、
自分の中にあったモヤモヤしていて表に出てこなかった「やりたいこと」も出てきます。
ずらっと並んだ「やりたいことリスト」を見て、今動き出したいことが見つかればスケジューリングしていけば動くことができる!
やりたいことが書き出せない場合は「やりたくないこと」をを書き出していってみて下さい
やりたくないことの裏に「やりたいこと」が隠れているのが見つかりますよ♪
アンテナを張る
手帳やノートに「書く」ことで、
脳にアンテナが立つと思っています。
メンタリストDaigoさんのように〇〇の論文で〜と言ったエビデンスはなく、実体験だけなんですけど
テレビを見ているとき、SNSを眺めているとき、買い物をしているとき、目に入るんです。気になっていることって。
なんでここで?って思うようなところで思いがけないヒントが見つかる。
でもそのために「私は今この情報がほしいんだよ。これやってみたいんだよ」ってちゃんと教えておいてあげないといけない。
誰に教えるって、変な話ですが、「自分の脳に」です。
脳は莫大な情報を処理してます。今は情報過多の世の中なのでものすごい量のコンテンツをさばいているはず。
なので、ちょっと「大事」とか「ちょっとやりたい」と思っているくらいだと、莫大な量の波にのまれてしまう。
それを阻止するのに「書くこと」が有効だと感じています。
ボーっとしてみる(瞑想)
「瞑想」をする時間を少しだけ持つように心がけているのですが、
目を閉じて何も考えないようにする。
でも考えていないエリアの外で山ほどいろんなことが動いている感覚があります。(瞑想の正解がよくわからないけど、私はそんな感じ)
頭の中を空っぽにする時間を意識していると
何か自分が抱えている「問題のヒント」が思い浮かぶ時があります。
それが見つけられていない「自分のやりたいこと」の時もある。
こういう時に思いついたことは心の底で思っている「想い」のときが多いので大切にしてくださいね。
期限を決めて「やりたいこと」にトライする
あ!言い忘れてました!
自分にとって大切な何かに気がついているのに、ついつい時間に追われてできない最大の敵が
ゴール設定をしないこと
学生なら入試や試験、提出日に向けてやらざるを得ない状態が常にありますが、
大人になって仕事以外の自分のためにやりたいことって
「いつかやりたい」になりがちで、「いつか」って言ってるだけだと一生やらずに「いつかきっと」で終わっちゃう。
なのでゴールを設定をします!
ゴールは1年以内くらいがいいと個人的に思っています。
ゴールが遠いと具体的に今何すればいいのかわからなくなるので。(はっきりとした目的があれば別です)
- 1年後、言葉の不安なく海外旅行に行きたいから、この英語の本をクリアしよう。お金はいくら貯めよう。そのためにはどうすればいいか。
- 1年後今より体重を◯kg落としたいから、毎月◯kg減を目指そう。それにはどうすればいいか。
1年を分割して「半年や3か月ごとにやること」をはっきりさせると、1か月で何をするのか、そのために今週何をするのか、今日は何をやればいいのか。
具体的にゴールがあると、3日に1回やればいいことなのか、毎日やらないと目的達成出来ないことなのかもわかります。
毎日やらないと目的達成しないことが自分には厳しいようならゴールの設定を緩める(期間を伸ばしたり希望のゴールのハードルを下げる)こともできます。
一度ゴールを設定したら変更しないで頑張ると、達成出来た時の満足度が半端ないですよ!
大人がわかりやすく自動で「ゴール」を設定できる数少ないものに「スキルアップの資格を取る」というものがありますのでその実例を少し書きますね。
スキル実例)簿記の試験
2020年から事務員のパートをしているんですが、そこでお金の計算や、簡単な帳簿付などをするようになリました。
でも「家計簿」くらいしかつけたことのない私は「会計」の知識なんて皆無。
募集要項にも「簿記スキル必須」なんて文字はなく(あればそもそも受からない)前任者の書類を真似て、間違いを指摘されて知識のなさを怒られる日々で、
いっそのこと簿記の資格を取ってみよう!と思い立ち、かなりの時間を勉強についやして簿記3級に合格できました。
簿記の知識を得たことで今まで見えてこなかった依頼や帳簿の意味もわかるようになって簿記を取得してよかったです。
年に3回試験があるので「○月に受ける」と決めたら
いつまでにテキストのここまで終わらせて、
この時期には演習をやって、合格点取れるようになるまでの時間は・・
そんなふうに「やりたいこと」「スケジュール」「ゴール」がカチッとはまっていいサイクルで取り組めたと思います。
試験の申し込みをしてしまえばゴールが自動設定されるので「やらざる得ない状況を作り出すことができる」というのも資格試験のいいところですね。
ダメな実例)FPの勉強
簿記の後にFP(ファイナンシャルプランナー)3級も勉強してみようと思いました。(教養として)
でもこちらは本を買ってちょいちょい読んではいるものの、
- 仕事で必要なスキルではない
- FP3級あるといいかもねという軽い動機
私の価値観の中でFPはあまり重要度が高くないせいで勉強は全く進みませんでした。
今、職場の引き出しに入れっぱなしになっています。
なので、自分にとって大切なことをしっかり深掘りすることって大事だなと思います。
重要度の低さを考えるとFPの試験を申し込んでも勉強せず、行っても受かる気がしないから、試験会場に行くことなく終わらせていたかもしれない可能性大。
誰にも言わずに
1人で自己嫌悪してたかも
実例)Atsushiさんの場合
最近知り合いになったとても勉強家のおじ様Atsushiさんの勉強ノート術をご紹介。
勉強法に基づくノート術を詳しく説明されていて、
中でも「逆算から考える」っていうのは7つの習慣のと同じ考えだし、
ゴールがわからないと迷子になるのは必至で激しく同意!!
Atsushiさんがご自身のノート術で取得した国家資格とTOEICスコアとその年齢は次の通りです。
臭気判定士 50歳
公害防止管理者 水質1種 52歳
公害防止管理者 大気1種 55歳
エネルギー管理士 54歳
TOEIC 825点 56歳
https://safurun.com/2021/12/16/business-person-how-to-learn-tough-situation-4-method-notes/
こんなふうに自分より目上の方がアグレッシブにスキルアップされていると聞くと自分も頑張ろうと思えます。
いい刺激になります!
また、先日TVで「70才でミシンを始めたお爺ちゃま」を見て
これこそ「爾今生涯」「60の手習い」だと思い、感動しました。
私自身もまだまだ色々と勉強して行動力のあるおばちゃんになれるように頑張ります♪
人生楽しむぞ!
実例)上京したこと(価値観の重要度MAX)
今まで「絶対にやりたい!」と思ったことは大体やってきたので、自分のことを「やりたきゃやる人間」だと思っています。
平凡で無知な人間なので、すごいことを成し遂げたことは全くないんですけど、
就職するとき上京したんです。
え、普通じゃんって思いますよね。はい、そんなに大したことではないんです。
ただ私は東京の会社に入社して広告の仕事をしたかったので、
そのために学校の先生にデザイン事務所紹介してもらって、夏休みにバイトするのために1人で東京に来てホテル暮らし。
しかも約束の1週間が終了して一度実家に戻ったのにまた来たくて電話でお願いしまくってさらに2週間ホテル暮らし。
今これ娘がやるって言ったらすごいびっくりするし、送り出せるかな??
よく送り出してくれたな親
上京して出産するまでの11年。たくさんのでっかい仕事のお手伝いをすることができて、あのとき行動できた自分に拍手を送りたい。
自分語りですみません。でも価値観MAXだとボケーっとした田舎者でもこのくらいできるっていう実例で書きました。
ちなみにそのバイト先に猛烈アピールしまくって就職しました。
入社後「ゴリ押しすごかったよね」と偉い人に言われちゃいました😅
おまけ(勉強方法とノート)
私の勉強方法は「とにかく書く!」めっちゃ古典的だけれど、これが一番脳に残る。
1回綺麗に書くくらいじゃ記憶は無理なのでノートを汚く使い倒します。(手帳は綺麗に使いたいものという位置付け)
そして、次は子供の受験時に私が暗記系の参考書と塾のテキストをもとにものすご~くわかりやすく書いた理社のまとめノート
これ書いた時、ブロ友には「売れる!」と言われ、子供には「すげー」と言われ、旦那には「お前が受験するわけじゃないだろ」と呆れられた一品。
志望校の頻出単元なんかも書いてある、そりゃあもう素晴らしい(自画自賛)ノート。
でも内容は全く記憶にありません。
こんなふうに「ただ綺麗に書くだけ」は私には向かなくて、絵を描いている時と同じ感覚なんだと思います。
覚え方は人それぞれですが、勉強するとき中身の入れ替えの効かない「ノート」は優秀です。
持ち運びにはルーズリーフが便利なんですけど、
ノートだと「あの授業の時(1か月前だからノートのこの辺)、右上に赤で書いた気がする。その横に変なイラスト描いて友達と爆笑したよな」といった「記憶のフック」が付きやすいんですよね。
私はルーズリーフがいい
ルーズリーフ派の娘には賛同してもらえず、あえなく撃沈しました。
「やりたいこと」を「できた」に変える方法【まとめ】
価値観を探ったり、やりたいことを書きまくったり、瞑想してみたり。
自分のやりたいことを見つけたら
それに「ゴール」を設定すると「達成できる確率」がグッとアップします。
- いつまでに成し遂げたいのか
- そのためにこの1年で何をすればいいのか
- なら半年では何をすればいいか
- 3か月単位ならどうするか
こんなふうに細かく分解していって
- 今日何をすればいいのか
ここまで細かくすることができれば
抵抗が少なくやることができますよ♪
ぼんやり考えているだけで見えてこなかった「やりたいこと」が具体的に見えてきて実行する時、手帳がきっといい相棒になってくれるはず。
是非ペンをとって紙や手帳に「自分のやりたいこと」を書いてみてください♪